現行の医療保険制度は、昭和36年、当時の貧しい日本の社会情勢の中で、国民すべての人々が保険証1枚でどの医療機関においても少ない自己負担で医療を受けられるようにと始まった、日本の誇るべきすばらしい制度です。アメリカのオバマ大統領が掲げる医療保険制度改革は日本の国民皆保険制度をお手本にしていることは有名です。平成23年版厚生労働白書にも詳しく述べられておりますように、国民皆保険はこの半世紀、実に多くの成果を上げてきました。しかしながら一方では、国民の生活レベルが向上し、治療に対するニーズも多様化し、また医療技術や医療機器が進歩しても保険には一部しか反映されないため、患者さんにとってより良い治療を考えた場合、歯科は保険でできる治療にどうしても限界があります。
患者さんにとっては、歯科治療=高いというイメージでみられる傾向があるかもしれませんが、原価率70~80%、あるいは時に赤字で、またそれを請け負う技工士さんはさらに過酷な条件の中で、歯科保険制度は支えられているという実情を少しでも知っていただければと思います。今後の少子超高齢化社会を見据え、限りある国家財政の中、現行の保険制度が、国民の皆様、歯科関係者、行政にとって「三方良し」の制度になるよう、まず我々歯科医師が これまで以上に患者さん中心の医療を実践していくことが大切だと考えています。
自由診療を専門に行っている歯科医師による、あなただけのためのプライベート治療。歯科医師は同じ時間帯にお一人の患者さんしか診療しません。
また1回の治療に1時間以上の時間をきちっと確保します。
お一人お一人の治療に対するご希望、ご予算をよくお聞きした上で、納得していただける治療計画、治療費のご提案をさせていただきます。
保険診療に比べると初期費用は確かにかかりますが、そのかわり保険診療ではできない治療結果と高い満足度を得ることができます。また時間と手間をかけながら、治療回数、期間を短縮することもできます。自由診療後にメインテナンス治療を継続することで、治療した歯は早期に再治療などなく長持ちし、生涯に渡り確実に残っていくことをお約束します。また長期保証書もお出ししております。
80代、男性 治療回数30回、治療総額80万円 |
残っている歯にはいろいろな問題を抱えていました。また下の義歯は痛くて使えないとのことでした。 お父様のことが大好きな娘さんがいつも付き添ってこられ、これからの人生、少しでも元気に楽しく暮らして ほしいという娘さんの思いが私にも十分伝わってきました。高齢で治療にあまり肉体的な負担はかけられないこと、糖尿病が現在はまだ重症ではないこと、また今後のお体具合、歯を残した場合の自己管理の問題などを総合的に判断して、十分にカウンセリングの時間をお取りしながら治療計画をご提案させていただきました。 治療終了後は何でもおいしく食べられるようになったと、とても満足いただいています。 |
40代、女性 道内遠方からの通院 治療回数15回、治療総額100万円 |
札幌市内での治療を希望され、ご紹介により当院に来院されました。初診のカウンセリングで、これまで多くの歯を失ってきたご自身のお口の中に対し、不安で自信がないというお気持ちが読み取れました。患者さんのそういうお気持ちを少しでも解消して差し上げたいと考え、電話でのコミュニケーションも十分お取りしながら治療を進めていきました。今回は上下とも義歯での対応となりましたが、患者さんは審美的にも満足されています(歯の条件が良ければ、全くばねの見えない義歯も作製可能です)。噛み合わせの修正、すべての歯の根管治療、歯周病治療、土台、冠の作製、義歯完成、ナイトガード装着までのすべての処置に細心の注意を払いながら、15回という最短の治療回数で行っています。将来的に上は義歯ではなくインプラントを、また下の奥にはインプラントによるアタッチメントを考えています。この方のように数日滞在しての午前1回、午後1回の複数回集中治療も可能です。 |
60代、男性 治療回数40回、治療総額60万円 |
他院で治療を断られご紹介にて来院されました。噛み合わせが全体に低く、下あごが奥に下がっていて調子が悪いとのことでした。この患者さんのようにブラキシズム(歯ぎしり、くいしばり)が主な原因で噛み合わせが低くなっている場合、咬合挙上(噛み合わせを元の高さに戻す治療)には慎重な考え方もあります。患者さんの楽な位置で噛み合わせを再構築すると共に、「夜間のナイトガード装着」「認知行動療法」など、ブラキシズムを減らす治療も時間をかけて行っています。 |
50代、男性 治療回数30回、治療総額90万円 |
右下、左上は歯周病により抜けたままになっており、よく噛めないという主訴がありました。全体に歯周病は進 行していましたが、現在すべての歯の歯周ポケットは3mm以内と健康な状態を維持しています。上は磁石を応用した無口蓋義歯(上あごを覆わない総義歯)としましたが、よく噛めて違和感も少なく、発音もしやすくなったと満足いただいています。 |
30代、女性 治療回数50回、治療総額140万円 |
初診時、時間はかかってもしっかりとした丁寧な治療をとご希望されていました。また前歯の審美的なことも気にされていました。最善の治療として矯正治療をご提案したのですが、矯正は希望されませんでしたので、セラミックによる補綴的な対処をご提案させていただきました。年齢の割に歯周病も進行しており、また噛み合わせに参加していない歯が多く、そのため一部の歯に負担がかかっておりましたが、治療終了時には全歯牙がバランス良く噛んでいます。上の前歯には天然歯に極めて近い審美性、透明感を有し、金属を一切使用しないオールセラミック をお入れしました。 |
いつまでもご自分の健康な歯で快適な生活を送りたいと考えているあなた。
これまでの保険診療に本当に満足していますか?
あなたの夢をかなえるために、わたしたちがしっかりサポートいたします。
あなたの「喜びと幸せ」は私たちの「喜びと幸せ」です。
長く歯科医療に携わっていますと「医療は患者さんと共にある」ということを実感します。また私自身も患者さんによって励まされ、支えられ、力をもらっています。
なえぼ駅前歯科に通っていただいている患者さんの生の声です(アンケートは最近始めましたので、次々とアップ予定です)。ご参考下さい。
※クリックすると拡大してご覧いただけます。
当院は明確な料金システムを確立しております。
患者さんからは「費用が分かりやすいので安心」というお声をいただいています。
※各種カード取り扱い
※別途消費税がかかります。
事前無料相談 | 無料 |
初診時検査料 (問診・全顎レントゲン撮影・歯周精密検査・口腔内写真) |
10,000円 (検査結果に基づき治療方針のご提案を致します) |
基本診察料(初、再診料) | 1,000円(1回につき) |
ハイブリッドインレー | 25,000円 |
ゴールドインレー | 45,000円~ |
セラミックインレー | 40,000円 |
ゴールドクラウン | 70,000円~ |
ハイブリッドクラウン(メタル裏装) | 55,000円 |
メタルボンド | 95,000円~ |
オールセラミッククラウン | 95,000円~ |
ファイバーコア | 20,000円 |
コバルトクロム床 | 部分床 200,000円~ 全部床 200,000円~ |
チタン床 | 部分床 300,000円~ 全部床 300,000円~ |
ノンクラスプデンチャー | 100,000円~ |
磁性アタッチメント | 50,000円(一装置) |
埋入手術 | 230,000円~ | |
補助手術 | GBR(骨再生誘導療法) | 50,000円(材料代は別途) |
ソケットリフト | 50,000円 | |
サイナスリフト | 200,000円 | |
CT撮影、診断料(ステント代を含む) |
32,000円 | |
インプラント上部構造 (テンポラリーアバットメント・仮歯・アバットメント代などを含む) |
100,000円~ |
歯周外科処置 | 30,000円~50,000円 |
再生療法 | 55,000円~ |
抗菌療法(PCR検査代を含む) | 30,000円 |
歯周基本治療 | 100,000円~ |
ホームホワイトニング | 16,500円(片顎) 33,000円(全顎) |
オフィス+ホームホワイトニング | 40,000円(片顎) 65,000円(全顎) |
エンド外科、歯牙再植 | 30,000円、50,000円 |
歯牙移植 | 80,000円 |
症例、装置の種類により | \50.000~ \300.000(片顎) |
メインテナンス治療(60分) | 5,000円 |
クリーニング(40分) | 3,300円 |
【自費保証書の発行】
当院では現在5年間の保証書をお出ししています。メインテナンス治療に来院されているにもかかわらず、万一のトラブルが発生した場合、原則無償で対応させていただきます。
保険が適応されない自由診療にかかる費用は決して安くはありません。「きれいに治って満足しているけれど、その分懐が寂しくなってしまって・・・」という方もいらっしゃることだと思います。医療費の一部でも還ってこないものか?心配するに及びません。その方法はあります。
医療費控除制度とは、1月から12月までの間に、本人や家族が支払った医療費が10万円を越える場合、確定申告をすれば税金の還付が受けられる制度です。医療費控除額は次の計算式で算出されます。
その年中に支払った医療費-保険金などで補てんされる金額=A
A-(10万円または所得金額の5%、どちらか少ない金額)
=医療費控除額(最高200万円)
この場合、10万円を超えた医療費全額が還付されるわけではなく、自分の所得税率を掛け、さらに定率減税分の0.8を掛けた金額が、最終的な還付金額になります。 医療費控除が実際にどれほどの額になるのかを見てみますと(医療費控除の返戻例参考)、 例えば課税所得600万円の方が、年間100万円の治療を受けられた場合、30万円の返戻となりますので、実際の治療費は70万円ということになります。
従って治療費は分割で支払うよりも、一括で支払ってしまった方がお得になることもありますし、200万円を超えるような場合には逆もあります。また医療費控除を申請し忘れた、あるいは医療費控除という制度を知らなかったという場合でも、5年以内であればさかのぼって申請を行うことができます。
さらに医療費控除は、所得の多い人が申請した方がお得になります(夫婦で医療費をまとめている場合など)。但し、美容のみを目的とした矯正治療(不正咬合の場合は、程度の大小はあれ「歯列不正による咀嚼、摂食障害」や「歯列不正が修飾因子となる虫歯、歯周病」を抱えていると思われますので、原則控除対象と考えます)、処置を伴わない健康診断などは医療費控除の対象になりません。いずれにしましても制度を有効に活用するために、ご不明な点は当院にお気軽にご相談下さい。
課税所得 |
医療費 |
所得税 |
住民税 |
税合計 |
返戻額 |
6,000,000 6,000,000 6,000,000 |
0 1,000,000 2,000,000 |
870,000 670,000 470,000 |
500,000 400,000 300,000 |
1,370,000 1,070,000 770,000 |
300,000 600,000 |
8,000,000 8,000,000 8,000,000 |
0 1,000,000 2,000,000 |
1,270,000 1,070,000 870,000 |
730,000 600,000 500,000 |
2,000,000 1,670,000 1,370,000 |
330,000 630,000 |
10,000,000 10,000,000 10,000,000 |
0 1,000,000 2,000,000 |
1,770,000 1,470,000 1,270,000 |
990,000 860,000 730,000 |
2760,000 2,330,000 2,000,000 |
430,000 760,000 |
20,000,000 20,000,000 20,000,000 |
0 1,000,000 2,000,000 |
4,910,000 4,540,000 4,170,000 |
2,290,000 2,160,000 2,030,000 |
7,200,000 6,700,000 6,200,000 |
500,000 1,000,000 |