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「M字はげの対策や改善方法はある?治療しないと治らないの?どうやって治せばいいか知りたい!」
額の両サイドの髪の毛が後退し、 前頭部の生え際がアルファベットのMのような形になる『M字ハゲ』。
M字ハゲを治したいけれど、どうすればいいかわからない人が多いのではないでしょうか。
- M字はげの対策や改善方法はある?
- M字はげは治療しないと治らない?
- M字はげの治療方法が知りたい!
など、M字ハゲについて知りたいことも多いはず。
そういうわけで今回の記事は、『M字はげの対策や改善方法』について詳しくご紹介していきます。
さらに、M字ハゲは治療しないと治らないのか、治療方法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!
- おでこの一番上のシワと生え際との間に指2本分以上の間隔があれば、M字ハゲの可能性があり。
- M字はげの原因は、遺伝、AGA、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、頭皮環境の悪化など様々。
- M字はげは簡単に治るものではないが、対策や治療によって進行を止めることができる。
- なるべく髪や頭皮に良い生活環境に改善したり、AGA外来専門医に相談するのがおすすめ。
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どこからがM字はげ?基準はどこから?M字ハゲの原因を解説
結論、M字はげの判断基準はおでこの一番上のシワと生え際との間に指2本分以上の間隔があれば、M字ハゲの可能性があると判断します。
生え際までの距離が指2本分以上離れている場合は、M字はげの可能性がある
引用:内科総合クリニック人形町
また、気になるM字はげの原因は以下のようなものが考えられます。
- 生まれつき・先天性
- AGA(男性型脱毛症)
- 牽引性脱毛症
- 遺伝・ホルモンバランス
- ストレスや生活習慣・頭皮環境
ということで、これらの原因について詳しく見ていきましょう!
M字はげの判断基準は「指2本以上」
M字はげを判断する場合、明確な基準というものはありません。
ただしM字はげかどうかを判断する目安として、『額の生え際から指2本以上後退していること』が一つの指標となっています。
なので、まずは額の生え際の位置を確認してみてください。
生え際の位置がわかりにくい人は、思いきり目を見開いたときに額にできるシワで判断します。
額にできたシワの最上部から現在の生え際までの距離が長いと、M字はげが進行している可能性が高いということです。
将来薄毛になるのを心配している人は、時々頭の状態を写真に撮っておくと良いかもしれません。
そうすることで昔と今の頭部の状況を比較しやすくなります。
最近髪が細くなったことが気になったり家族に髪が薄い人がいたりする場合は、定期的に自分の髪の状態を確認しましょう。
M字はげの原因①:生まれつき・先天性
生まれつき額がM字になっている人がいますが、必ずしもハゲているわけではありません。
額がM字型の状態を『富士額』と呼び、髪質や量とは関係ないため一生はげない人も多いんです。
ただし、富士額の人の髪がだんだん細くなったり抜け毛が多かったりする場合は、M字はげを疑ったほうがいいでしょう。
また、富士額ではないものの生まれつき髪が細く量が少ない人は、将来M字はげになることがあります。
そのため、なるべく頭皮環境を良くしたり髪にいい生活習慣を送ることで、できるだけM字はげを防いでぐのが賢明です。
M字はげの原因②:AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)も、M字はげになる原因の1つです。
生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなる特徴があるAGAは、放置するとやがてM字からU字型の薄毛になる可能性があります。
主に男性ホルモンである『ジヒドロテストステロン』の影響によって、毛周期が乱れることが原因とされているんです。
まず、ジヒドロテストステロンが男性ホルモンを受け取る受容体であるアンドロゲンレセプターと結合します。
そうすると、抜け毛を引き起こす有害な『サイトカイン』が発生し髪の育毛を阻害します。
ジヒドロテストステロンとは男性ホルモンの一種で、アンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモン受容器と結合し、有害なサイトカインの一種である「TGF-β」を産生します。
このTGF-βは髪の毛の生え変わる周期(ヘアサイクル)を乱し、抜け毛を促す作用があるため、それが原因となりAGAが進行します。引用:湘南美容クリニック
その結果、AGAに伴うM字はげが進行するというわけなんですね。
AGAの場合は生え際のみが薄くなったり、頭頂部を含めて抜け毛が増えたりと、進行具合に個人差があります。
いずれにせよ、薄毛だと感じたら早めに専門医に相談してみたほうがいいでしょう。
M字はげの原因③:牽引性脱毛症
M字はげの原因には、外的要因の『牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)』も挙げられます。
牽引性脱毛症とは、ポニーテールなど毎回同じ結び方にすることで、髪の毛が強い力で引っ張られて起こる抜け毛のことです。
長時間髪の毛が引っ張られると頭皮がダメージを受け、血行不良が起こります。
その結果、髪の毛の成長が妨げられ、必要なエネルギーが不足するため薄毛を引き起こすんです。
牽引性脱毛症は髪を結ぶ機会が多い女性だけでなく、男性にも起こり得ます。
髪の毛を引っ張ってセットする習慣のある男性にも、牽引性脱毛症の可能性があるため注意しましょう。
牽引性脱毛症は、分け目や結び方を変えることで改善できます。
すでに抜け毛が進行している人は、クリニックで薬を処方してもらえることもあるため相談してみてください。
M字はげの原因④:遺伝・ホルモンバランス
遺伝やホルモンバランスの影響で、M字はげになる場合もあります。
両親や兄弟、祖父母などの親族にM字はげの人がいる場合、遺伝する可能性があるため注意しておきましょう。
M字はげと混同しやすいものに『富士額』があります。
富士額は額の生え際がM字になっていますが、必ずしもはげているわけではありません。
あくまでも、生え際がM字になっている状態で薄毛である場合に限り、『M字はげ』と呼びます。
なので、親族に同じような状態の人がいるかを確認してみてください。
また、男性ホルモンである『ジヒドロテストステロン』のバランスが崩れることにより、皮脂の分泌量が増えることがあります。
皮脂の分泌量が増え、毛穴が詰まって血行不良になり抜け毛を誘発してしまうんです。
M字はげの原因⑤:ストレスや生活習慣・頭皮環境
M字はげは、ストレスや生活習慣が原因で進行してしまうことがあります。
さらに頭皮環境が悪いのも良くありません。
たとえば、仕事が忙しかったりプライベートで悩みがあったりなど、過度なストレスは頭皮の血行不良や栄養不足を招きます。
なぜストレスがM字はげの原因になるのかというと、体内でのホルモンバランスが崩れるからです。
通常であれば、男性ホルモンである『テストステロン』が髪の毛の成長に重要な役割を果たしています。
しかし、ストレスが原因で『コルチゾール』というホルモンが増加し、その影響でテストステロンが減少してしまうのです。
人間がストレスを受けると、脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。
すると副腎皮質からコルチゾールというストレスホルモンの分泌が促されます。
コルチゾールは、男性ホルモンをはじめとした性ホルモンの分泌を抑制するといわれています。引用:神田西口クリニック
その結果、髪の毛の成長が止まり薄毛や抜け毛になってしまいます。
また、偏食による栄養不足や睡眠不足、タバコ・アルコールの過剰摂取などの生活習慣もM字はげを引き起こす要因です。
したがって、できるだけストレスを軽減したり、生活習慣を整えたりすることでM字はげの進行を抑えるようにしましょう。
M字はげは男性だけのもの?治療しないとM字ハゲは治らないって本当?
ストレスなどの外的要因だけでなく、血行不良などさまざまな要因で起こりうるのがM字ハゲです。
そんなM字はげについて以下のような疑問を持っているのではないでしょうか。
- M字はげは男性しかならないの?
- M字ハゲは治らないの?
- M字はげは放っておくとどうなるの?
- M字はげを食い止めるにはどうしたらいいの?
ということで、これらの疑問について詳しく回答していきます!
M字はげは男女・年齢に関係なく誰にでも発症する可能性がある
M字はげは男性に限ったものではありません。
男女問わずM字はげの悩みを抱えている人も多く、20~30代の若年層でも発症するため年齢も関係ないんです。
M字ハゲなどの部分的な脱毛症は比較的男性に多い症状ですが、女性にも発症することがあります。
ですが、M字はげは一般的に男性に多い傾向にあります。
というのも、男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロンに変換されることで、脱毛を引き起こすからです。
また、年齢を重ねるごとにM字はげになりやすくなるのも事実。
加齢とともに髪の成長が遅くなることや頭皮環境が悪くなるなど、薄毛になる要因が複数重なるからです。
若い人がM字はげになると、人と接することが億劫になったりする人も少なくありません。
精神的ダメージがその人の人生にも大きく影響を及ぼす可能性があるため、気付いたときに早期治療したほうがいいでしょう。
M字ハゲは治らないわけではないが治療が難しいのも事実
M字はげは治らないわけではありませんが、治しにくいとされています。
その理由は以下のとおりです。
- 生え際は元々毛根の密度が薄い傾向にあるから
- 生え際の血管は頭頂部より細く少ないから
- AGAの原因となる『Ⅱ型5αリダクターゼ』が前頭部に多いから
- 眼精疲労の影響を受けて血行不良になりやすいから
これらの理由により、元々前頭部は薄毛になりやすい傾向にあるため、1度M字はげになると治りにくいんですね。
また、AGA(男性型脱毛症)が原因でM字はげになると、自力では治らないと言ってもいいでしょう。
というのも、生活習慣の改善やストレスを軽減することとは違い、男性ホルモンが影響しているからです。
ホルモンバランスの乱れを治すには、専門医から適切な指導を受け治療してもらう必要があります、
さらにAGAは進行性であることから、治療を中断すると再発する可能性もあります。
これらのことから、M字はげは治らないわけではないけれども「治しにくい」と言われているんです。
そのため、長い時間をかけて根気よく治していくことが大切になるでしょう。
放っておくと手遅れに!M字からU字になる可能性も
M字はげを放っておくと、U字はげに進行する可能性があるので注意しましょう。
M字はげは一般的に、前頭部の生え際から広がるように脱毛が進行していくという特徴があります。
一方U字はげは、前頭部から頭頂部にかけて薄毛になり、頭上から見たらアルファベットのUに見えるためそう呼ばれるんです。
M字はげよりもU字はげのほうが、脱毛の部分が広範囲になっています。
要するに、M字はげを放置するとどんどん薄毛の部分が広がっていくため、U字はげになる可能性があるということです。
なお、M字はげとU字はげは同時進行することもあります。
したがって、額の生え際が薄く感じたり後退しているように見えたりする場合は、すぐに対策を講じたほうがいいでしょう。
M字はげは対策や治療によって進行を止めることができる
M字はげは、適切な対策や治療によって進行を止められます。
男性がAGAによりM字はげになった場合、まずは男性ホルモンによる脱毛を抑制して進行を抑えることが必要です。
治療法は薬物療法やレーザー療法があり、いずれも専門医に診断してもらわなければなりません。
また、健康的な生活習慣を維持することも重要です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠、うまくストレスを解消するなど、意識的に生活習慣を整えていきましょう。
そうすることで頭皮にも栄養が行き渡り、健康な髪の毛が生えてきやすくなるんです。
M字はげだと気付いたら早めに対策することが重要ですし、予防の意味でも普段から健康的に過ごすよう意識しましょう。
M字はげの予防・対策として自分でできるケア方法とは?
ここからは、M字はげの予防・対策として自分でできるケア方法をご紹介していきます。
結論から言うと、以下の通りです。
- ストレスや寝不足などの生活習慣を改善する
- 髪や頭皮にいい食事など食生活を改善する
- 頭皮マッサージで血流をよくする
- 頭皮環境を改善する
- AGA外来で専門医に相談する
ということで、それぞれ詳しく見ていきましょう!
ストレスや寝不足などの生活習慣を改善する
ストレスを溜めたり寝不足になったりなど、生活習慣が乱れると髪の毛や頭皮に悪影響を及ぼします。
そのため、規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。
M字はげは必ずしも生活習慣が原因ではありませんが、一因であることは間違いありません。
なので、健康体でいることを意識するだけで予防につながります。
睡眠不足や偏った食事は、頭皮に必要な栄養素が行き届かないことから、必然的に健康な髪の毛が生えてこなくなるんですね。
したがって、細く弱々しい髪の毛が生えてきたり、抜け毛がひどくなったりするんです。
また、日々の生活にストレスは付きものですが、上手に解消するようにして溜め込まないようにしましょう。
過度なストレスが原因で、髪の毛の成長を促す司令塔である毛乳頭が働かなくなる恐れがあります。
すると髪の毛が成長する前に抜け落ちたり、健康的な髪が生えてこなくなったりなどの悪影響を受けることになります。
したがって、ストレスを溜め込まないようにして規則正しい生活を意識してみてください。
髪や頭皮にいい食事など食生活を改善する
髪や頭皮にいい食事を心がけるなど、食生活を改善することもM字はげの予防や対策になります。
というのも、髪の毛は摂取する食事に含まれる栄養素から作られているからなんですね。
そのため、栄養バランスが整った食事が大切だといえます。
髪の毛の主成分であるタンパク質の生成を助ける『亜鉛』を積極的に摂取するのもいいでしょう。
髪や頭皮によく、薄毛予防になる食品を以下にご紹介します。
- 肉
- 魚介類
- 乳製品
- 大豆
- 海藻
- 緑黄色野菜
- バナナ
- 胡麻
- ナッツ類
これらの食品を意識的に取り入れるようにすると、髪や頭皮はもちろん健康を維持できるはずです。
反対に、抜け毛や薄毛になりやすい食事や飲み物があるためできるだけ避けるようにしてください。
参考までに、避けたほうがいい食事や飲み物を以下にご紹介します。
- 揚げ物
- ファーストフード
- インスタント食品
- カフェイン
- アルコール
これらは適度に摂取する分には問題ありませんが、あくまでも摂りすぎに注意が必要です。
もし脂っこいものを食べたくなったら、赤身の肉や油で揚げない調理法を選ぶなどして、脂肪摂取量を減らしましょう。
脂肪摂取量が増えすぎると、頭皮の血行が悪くなり健康な髪の毛が生えてきません。
またファーストフードやインスタント食品には添加物が多く含まれており、頭皮のみならず体全体にとって良くないんですね。
カフェインやアルコールは、できるだけ毎日飲むのは避けるようにしましょう。
完全に断ち切ると反対にストレスになるため、適度な摂取を心がけてください。
なお、下記の記事では『亜鉛が多い食品』をランキング形式でご紹介していきます。
コンビニやスーパーなど気軽に手に入る亜鉛が豊富な食べ物が知りたい方は、ぜひ今回の内容と合わせてご覧ください!
頭皮マッサージで血流をよくする
M字はげ予防のために、頭皮マッサージで血流をよくすることは有効な方法の1つです。
また頭皮マッサージはリラックス効果もあり、ストレスを軽減できるため頭皮の健康を維持できます。
以下は、M字はげを予防するための頭皮マッサージの手順です。
- 髪を分けて、頭皮を露出させる
- 指の腹を使って、ゆっくりと円を描くように頭皮をマッサージする
- さらに指先で頭皮を引っ張るようにマッサージする
- 2と3を繰り返しながら頭皮全体にわたってほぐす
- マッサージ後は、頭皮ローション等を使い清潔に保つ
頭皮マッサージは毎日行うことをおすすめします。
ただし力を入れすぎず、爪を立てて頭皮を傷つけないように注意しましょう。
また、お風呂上がりの手指が清潔な状態でマッサージを行う習慣をつけると、頭皮に汚れが付かずに済みます。
なお、頭皮に違和感を感じたらすぐにマッサージを中止してください。
頭皮マッサージに慣れていない人は、無理のない範囲で少しずつ行うようにしましょう。
頭皮環境を改善する
頭皮環境を改善することも、M字はげの予防・対策に役立ちます。
頭皮環境を良くするためにおすすめの対策を以下にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 頭皮に合ったシャンプーを選ぶ
- ヘアトリートメントを使う
- 頭皮マッサージ
- 栄養バランスの良い食事
- ストレス管理
シャンプーは爪を立てずに、指の腹で優しくマッサージするように洗うといいでしょう。
シャンプー後のヘアトリートメントは、頭皮や髪の毛に栄養を与えたり保湿したりするものです。
シャンプーもヘアトリートメントも、頭皮に優しい成分を選ぶようにしてください。
可能であれば、薄毛対策にも効果的なものを選ぶとなおいいでしょう。
ちなみに頭皮の皮脂は顔の2倍と言われており、時間が経つと毛穴をふさいで頭皮環境を悪化させる原因になるんです。
また、溜まった皮脂は頭皮のにおい・かゆみ・湿疹などを引き起こします。
このようなトラブルが続くと頭皮環境が悪化していき、健康な髪の毛が育ちにくくなり薄毛を引き起こすんです。
そのため、頭皮環境を改善することはとても重要だといえます。
M字ハゲはAGA外来で専門医に相談する
薄毛が気になるのであれば、早めにAGA外来で専門医に相談するといいかもしれません。
というのも、早ければ早いほど薄毛の進行を遅らせることができるかもしれないからです。
いずれにせよ自分では予防法や対処法がわからないという人は、1度専門医に相談すると安心できるのではないでしょうか。
またM字はげの原因がAGAである場合、適切な治療を受けなければどんどん進行してしまう可能性があります。
薄毛になっている原因を把握するためにも、専門医を受診してみましょう。
AGA外来では専門医が頭皮の状態を確認し、内服薬・外用薬・注射療法・植毛などの治療方針を決定します。
それ以外にも、生活習慣を改善するためのアドバイスなどももらえるんですね。
専門医を受診したからといってすぐ治るわけではありませんが、的を射た対策によって効率的にケアできるでしょう。
髪・頭皮にいい食事とは?M字はげ対策におすすめの栄養素・食材
ここからは、M字はげの予防におすすめの栄養素・食材についてご紹介していきます。
結論から言うと、以下の食材がおすすめです。
- タンパク質:卵・鶏肉・牛肉
- 亜鉛:牡蠣・鶏レバー・赤身肉・しじみ
- 大豆イソフラボン:納豆・豆乳
- ビタミンE:アーモンド・すじこ・ツナ缶
- ビタミンB2・B6:バナナ・レバー・チーズ
- ミネラル・ヨウ素:わかめ・昆布・のり
これらを参考に、日々の食事に取り入れてみてください!
タンパク質:卵・鶏肉・牛肉
タンパク質は、髪や頭皮に良いとされる栄養素の1つで、卵・鶏肉・牛肉に多く含まれます。
髪の主成分である『ケラチン』の材料となるタンパク質は、髪を健康に保つために重要な栄養素。
具体的にケラチンは、髪の毛の強度や柔軟性、ツヤやボリュームなどに大きく関与しているんです。
ケラチンとは、髪や爪、皮膚の角質層を作る成分のこと。 複数種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質で、美しい髪を維持するには大切な成分です。
引用:あした美肌
髪の毛は、成長期・退行期・休止期という3つの周期を繰り返しながら生え変わっています。
成長期において、毛母細胞がケラチンを生成して髪の毛が生えていくんですね。
そのためタンパク質が不足すると、毛母細胞が正常に機能せず髪の毛の成長が妨げられる可能性があります。
また頭皮の成長以外に、健康維持としてもタンパク質は重要です。
頭皮は髪の毛を栄養素や水分で供給する役割があるほか、頭皮細胞もタンパク質で構成されています。
そのため、タンパク質を摂取することで頭皮の健康状態を維持し、髪の毛の成長を促すんです。
亜鉛:牡蠣・鶏レバー・赤身肉・しじみ
M字はげの予防には、亜鉛を多く含む牡蠣・鶏レバー・赤身肉・しじみをおすすめします。
亜鉛には、髪の毛を形成するために必要なタンパク質の合成を促進する働きがあるんですね。
亜鉛はたんぱく質を多く含む肉類や魚介類、大豆製品に含まれていることが多いですが、たんぱく質とあわせて摂取することでよりたんぱく質合成が促進されます。
引用:あくつクリニック総合
また、亜鉛は頭皮の健康を維持するための必須ミネラルであり、頭皮の炎症やかゆみを軽減してくれます。
したがって、亜鉛は頭皮環境を良くして育毛を助ける栄養素だといえるんです。
また亜鉛は、酸化ストレスから髪を守る抗酸化作用を持っています。
酸化ストレスとは、紫外線や大気汚染、精神的ストレスなどにより髪の毛や頭皮にダメージを与える原因となるものです。
亜鉛は、このようなダメージから髪を守り健康を保ちます。
さらに亜鉛は、男性ホルモンの一種であるテストステロンの合成に必要なミネラルでもあるんですね。
体内で亜鉛が不足すると、男性ホルモンである「テストステロン」の合成や分泌が低下します。
引用:サントリー
適度な量のテストステロンは健康な髪の育成を促進しますが、過剰な分泌は薄毛の原因となることがあります。
そこで亜鉛を適度に摂取することで、ホルモンバランスが調整可能になります。
以上のことから、亜鉛は育毛や健康な髪の毛を維持するために重要な役割を果たしていると言うことです。
大豆イソフラボン:納豆・豆乳
大豆イソフラボンを多く含む納豆や豆乳も、M字はげの予防におすすめです。
大豆イソフラボンは植物性エストロゲンの一種であり、女性ホルモンの働きを模倣できます。
適度な量のエストロゲンは、健康な髪の毛を促進する働きがあるんですね。
髪に影響をもたらすのはエストロゲンであり、健康的な髪を生成・維持するためには欠かせません。
引用:ポリピュアEX 公式通販
反対にエストロゲンを過剰摂取すると、薄毛の原因になることがあるため注意が必要です。
したがって、大豆イソフラボンを適切な量摂取することで、ホルモンバランスを調整し健康な髪の毛が生まれます。
また大豆イソフラボンは抗酸化作用を持ち、髪や頭皮の細胞を酸化ストレスから守ってくれるんです。
髪の毛が酸化するということは、すなわち老化に直結するため抜け毛が増えたり細くなったりなどのトラブル増加の元になります。
さらに大豆イソフラボンには、血管を拡張させ血行を促進する作用もあります。
頭皮の血行が良くなることで、髪に必要な栄養素を効率的に供給でき、健康な髪の成長を促進できまるのです。
したがって、大豆イソフラボンは健康な髪を維持するために非常に役に立つというわけなんですね。
ビタミンE:アーモンド・すじこ・ツナ缶
M字はげの予防にはビタミンEも有効で、アーモンド・すじこ・ツナ缶などの食材に多く含まれます。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、髪の毛や頭皮の細胞の酸化防止に役立つんです。
植物性の抗酸化物質のビタミンEは、その治癒作用で美容健康商品の定番になった。保湿効果や抗炎症作用のあるスキンケア商品に使われているだけでなく、頭皮と髪の健康を改善するパワーがあるので、ヘアケア商品にもおすすめの成分。
引用:ウーマンズヘルス
体内の細胞が酸化する要因として紫外線やストレスなどが挙げられ、日常生活において避けられない人が多いでしょう。
そこでアーモンド・すじこ・ツナ缶などを摂取することで、ビタミンEを補えるんですね。
またビタミンEは血行を促進する作用もあり、髪の毛に必要な栄養素を行き渡らせて抜け毛を防ぎます。
さらにビタミンEには保湿を促進する作用があるため、悪影響を及ぼす乾燥から頭皮や髪の毛を守ってくれるんです。
リンカー博士いわく、ビタミンEは脂溶性成分なので、表皮のバリア機能を落ち着かせ肌を癒しながら、同時に皮膚の奥深くまで浸透し、必要な皮脂をキープしてくれるそう。
引用:コスモポリタン
そしてもう1つビタミンEが髪の毛にいい理由として、柔軟性や強度を保つ働きがあることが挙げられます。
ビタミンEが、『セレノプロテインP』というタンパク質の活性化を促進します。
そうすることで、髪の毛の強度を促進してくれるんですね。
髪の毛が強くなるということは、抜け毛や薄毛の予防につながるため、ビタミンEは非常に有効な栄養素だといえます。
ビタミンB2・B6:バナナ・レバー・チーズ
バナナ・レバー・チーズなどの食材にはビタミンB2・B6が多く含まれており、M字はげを予防するのにおすすめです。
ビタミンB2とB6は、体内のエネルギー代謝に必要な栄養素なんですね。
とくにビタミンB2は頭皮の細胞の代謝を促進し、健康な髪の成長に必要なエネルギーを供給します。
またビタミンB6はタンパク質の代謝に重要な役割を果たすことから、髪の毛を構成するために必要な栄養素です。
さらにビタミンB6は、頭皮の保湿作用を促進する働きがあります。
頭皮が乾燥すると髪の成長に悪影響を与えたり、頭皮トラブルにより抜け毛が増えたりするんですね。
なので頭皮の保湿が重要だということです。
保湿のみならず、ビタミンB2とB6は頭皮の皮脂をコントロールする働きがあるため、頭皮環境を改善します。
健康な髪や頭皮を保つために、なくてはならないビタミンなんです。
ミネラル・ヨウ素:わかめ・昆布・のり
わかめ・昆布・のりに多く含まれるミネラル・ヨウ素はM字はげを予防したい人にとって取り入れたい栄養素です。
ミネラルは、人が生きていくうえで欠かせない5大栄養素の1つであり、なかでも髪に良いとされるのは以下のとおり。
- 鉄
- 亜鉛
- セレン
- マグネシウム
- カルシウム
- 銅
また、ヨウ素は甲状腺ホルモンの一種であるT3やT4の生成に必要不可欠な栄養素です。
これらのホルモンは髪の成長に重要な役割を果たしており、ヨウ素不足から髪の毛の成長が遅れたり抜け毛が増えたりします。
なので髪や頭皮の健康を維持するために、ミネラル・ヨウ素の両方を含むわかめ・昆布・のりを摂取しましょう。
ただし、ヨウ素の過剰摂取は反対に甲状腺機能障害などを引き起こす場合があります。
そのため、わかめ・昆布・のりなどの食べすぎには要注意です。
それぞれの1日の摂取量の目安については、環境省の公式ページを参考にしてみてください。
なお、ヨウ素を取りすぎたからといってただちに健康を害するものではないため、あまり神経質になる必要はありません。
M字はげ治療の種類!M字ハゲのAGA治療はどうやってするの?
ここからは、M字はげ治療の種類についてご紹介していきます。
M字ハゲのAGA治療は1つだけではなく、以下のような種類があるのです。
- フィナステリド・デュタステリドなどの内服薬を使った治療
- ミノキシジルなどの外用薬を使った治療
- 薬剤を直接頭皮下に注入する治療
- ニードル法などの植毛を使った治療法
ということで、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう!
フィナステリド・デュタステリドなどの内服薬を使った治療
M字はげの治療には、一般的にフィナステリドやデュタステリドなどの内服薬が使用されます。
これらの薬には、M字はげの原因であるジヒドロテストステロンの毛包の縮小作用を防止する効果があるんですね。
日本ではプロペシアという商品が有名なフィナステリド(経口摂取)は男性のみに使用が承認されており、フィナステリドはホルモンから毛包を縮小させるDHTへの変換を阻止します。
ジヒドロテストステロンとは、男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼと結合して生まれるものです。
AGAの根本的な原因物質である5αリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型があります。
デュタステリドの方がⅠ型とⅡ型両方の5αリダクターゼの働きを抑えることから、薄毛治療に優れているとされているんですね。
ですが、薄毛の状況によってⅡ型5αリダクターゼのみを抑制するフィナステリドを使用することもあります。
副作用の観点からも、デュタステリドではなくまずはフィナステリドから使用することも少なくありません。
代表的な副作用として、性欲低下や勃起障害、乳房の増大などが報告されています。
デュタステリドの副作用は、勃起不全や性欲減退、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)、精液量の減少などです。
引用:AGAスキンケア
M字はげの進行具合と副作用などを加味して、専門医とじっくり話し合ってどの薬を服用するかを決めるようにしてください。
ミノキシジルなどの外用薬を使った治療
M字はげの治療には、ミノキシジルなどの外用薬が使用されることがあります。
ミノキシジルは薬ではなく、成分の名前です。
ミノキシジルには血管拡張作用があり、毛母細胞の増殖を促進することで知られています。
そのため、M字はげの原因であるジヒドロテストステロンによって縮小した毛包を拡大し、新しい毛の発毛を促すのです。
ミノキシジルには血管を拡張させて血流を改善する作用があるため、栄養や酸素が髪の毛の成長に関与する毛乳頭細胞に届きやすくなります。
引用:Dクリニックグループ
ミノキシジルは患部に直接スプレーまたは塗布します。
効果が現れるまでには個人差があり、数か月から半年程度の時間がかかることもあるため継続して使用しなければなりません。
また副作用として、かぶれやかゆみ、赤みなどが報告されています。
さらにミノキシジル特有の副作用として、浮動性めまいや頭痛、動悸、血圧低下などもあるため使用には注意が必要です。
なお、ミノキシジルは効果がある一方で、使用を中止すると改善した髪が再び薄くなることがあります。
そのため、髪が生えてきてもすぐに使用を中止しないようにしてください。
薬剤を直接頭皮下に注入する治療
薬剤を直接頭皮下に注入する方法も、M字はげの治療の1つです。
この治療法は『メソセラピー』と呼ばれ、髪の成長に必要な栄養素を頭皮に注入することで、毛根の再生を促します。
メソセラピーに用いられる薬剤として、以下が挙げられるので参考にしてみてください。
- ミノキシジル
- ビタミン
- アミノ酸
- ヒアルロン酸
- プラセンタエキス
メソセラピーは一般的に、1回あたり数十分から1時間程度かかります。
そして通常、週1回程度の治療で数か月またはそれ以上継続して通わなければなりません。
また、注入時に痛みを伴うことがあるため、場合によっては麻酔の使用が検討されることもあります。
メソセラピーは比較的副作用が少ない治療方法とされていますが、まれに以下のようなケースがあるためチェックしておきましょう。
- 頭皮の痛み
- 頭皮のかゆみ・発疹
- 頭部の腫れ・赤み・内出血
いずれも軽度なものがほとんどで、重篤なケースは認められていません。
これらのリスクを考えたうえで、治療方針を決めていきましょう。
ニードル法などの植毛を使った治療法
M字はげの治療において、植毛も1つの選択肢となり、以下の治療法があります。
- ニードル法
- FUE法
- FUT法
- スマートブラフト法
ニードル法とFUE法は似ており、どちらも細い針を使って毛根を採取し患部に挿入する方法です。
ニードル法のほうがFUE法に比べて器具の直径が小さく、手術後の腫れや痛みが少ないとされています。
FUE法では毛根を取り出すために、直径0.8~1.0mm程度の器具を使用。
患部に移植する際に細かい切り口を開け、そこに毛根を挿入するため縫合する必要はありません。
手術後に軽い腫れや痛みがある場合がありますが、一般的には回復が早い施術方法です。
FUT法は、後頭部の側面から細長く皮膚を切り取り、毛根を取り出して患部に移植する方法になります。
FUE法やニードル法に比べると一度に多くの毛根を採取できるため、短時間で多くの毛髪が移植可能です。
ですが手術後の痛みや腫れが大きく、傷跡が残る可能性があるためリスクが高いです。
スマートブラフト法はFUE法の一種で、丸い器具の代わりに細長い形状の器具を使用します。
スマートブラフト法は手術時間が短く、ダウンタイムが少ないため植毛後の回復が早いという点がメリットです。
M字ハゲ・AGA治療の相場!M字はげの治療にかかる費用はどれぐらい?
内服薬を用いた治療の費用相場
M字はげ・AGA治療に用いられる内服薬のフィナステリドやデュタステリドにかかる費用は、クリニックによって異なります。
ですが、1か月分で1~3万円程度の範囲内で処方されるのが一般的でしょう。
治療期間は個人差がありますが、最低でも1年程度は継続する必要があります。
その根拠はヘアサイクルにあり、通常髪の毛が成長して抜けるまでに2~5年かかると言われているんですね。
薄毛の人はヘアサイクルが極端に短いことが原因で、髪の毛が抜けやすくなります。
なのでヘアサイクルを元に戻さないといけません。
すぐに元のヘアサイクルに戻れないことから、1年程度は様子を見る必要があるというわけです。
したがって治療のトータルコストについては、ひとまず1年分くらいを目安に考えておくといいでしょう。
ただしクリニックによって費用が異なり、通う期間にも個人差があることを考慮しておいてください。
また、順調に髪の毛が生えてきたとしても、その効果を維持するために継続的な薬の服用が必要です。
外用薬を用いた治療の費用相場
M字はげの治療で外用薬を用いた場合、一般的に1か月分で3~8千円程度の範囲内でおさまるでしょう。
ただし、使用するミノキシジルの濃度や使用する期間によって費用は変わります。
また、治療期間に個人差がありますが、最低でも3か月から半年程度は継続する必要があるでしょう。
ミノキシジルの濃度によってすぐ効果が出ることもありますが、いずれにせよ継続的に使用しなければなりません。
使用をやめると、また抜け毛や薄毛に悩まされることになるからです。
一般的に外用薬は内服薬に比べて効果が弱いため、結果が出るまでに時間がかかることがあります。
また、場合によっては副作用が現れることもあるため、使用前には必ず医師の指導を受けることが重要です。
注入治療の費用相場
M字はげの治療に用いられる注入治療の費用は、一般的には1回あたり2~5万円程度の範囲内で行われます。
治療内容によっては薬剤の種類や使用量が変わってくるため、上記はあくまでも目安です。
またクリニックにより費用に大きく差が出るのは、注入治療が保険適用外の治療だからです。
クリニックが自由に施術費用を設定できることから、同じ薬剤を使っていても差が出てしまうんです。
再生因子注入療法(リペアニーズ)は、日本ではまだ保険診療として認められていません。そのため、治療を受ける方は自由診療となります。
引用:わきだ整形外科
治療期間については個人差があるため一概に言えませんが、一般的には週に1回程度を数か月から半年程度継続する必要があります。
なお、注入治療は痛みや腫れなどの副作用が出ることもあるため、必ず専門のクリニックで行ってください。
ご紹介した費用の相場よりも明らかに安すぎる場合、本当に信頼できるところか疑ったほうがいいでしょう。
安ければいいというものではないため、慎重にクリニックを選ぶようにしてください。
植毛治療の費用相場
M字はげの治療に用いられる植毛の費用は、一般的には1グラフトあたり1~4千円程度の範囲内で行われます。
グラフトとは、後頭部や側頭部から移植する毛包の単位のことで、1つの毛根につき平均2~2.5本の毛髪があるのが一般的です。
つまり、1グラフトを移植すると2~2.5本の毛髪の植毛が行えるということです。
なのでどの範囲に植毛するかによって必要なグラフト数が決まるため、費用に個人差が出てきます。
一般的には、ある程度まとまった植毛を行うため1,000単位のグラフトを移植することも少なくありません。
仮に1グラフトが千円だとすると、1,000グラフトで百万円になります。
さらに、上記に基本治療費が加わるので、トータルコストは百万円以上になることは間違いないでしょう。
M字はげ・AGAの治療においては、植毛が一番費用がかかります。
というのも、確実に髪を増やせる上、何度もクリニックに通い続けなくていいからです。
そのため、クリニックに定期的に通う時間がなく、予算に余裕がある人は植毛を検討してみてもいいかもしれません。
AGA治療における保険適用の可否
AGA治療においては、保険が適用されないのが一般的です。
というのも、AGAは命に危険が及ぶ病気ではないからです。
AGA治療は、健康に大きな支障をきたす病気ではないので保険は適用できません。また、医療費控除における医療費にも算入できない点にも注意が必要です。
引用:AGAスキンクリニック
したがって、内服薬や外用薬の処方、注入治療や植毛などにかかる費用は全て自己負担となります。
ただし、AGA治療によって生じた精神的なストレスやうつ病などの症状、または皮膚トラブルに関しては保険適用の可能性も。
具体的には、精神科医・心療内科医や皮膚科医などの専門医の診断が必要です。
その場合は、保険適用の基準を満たしている場合に限り、治療費が一部または全額補償されることがあります。
いずれにせよ、AGA治療とその後偶発的に起きたトラブルとの因果関係を証明しなければなりません。
保険適用の基準は厳格であり、症状や診断によって異なるため、保険適用の可否については医療機関に確認してみてください。
M字はげ治療ができる病院・クリニックの選び方ポイント
いざM字はげを治療する際、どのクリニックを選べば良いかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、M字はげの治療ができる病院・クリニックの選び方を以下のとおりお伝えしていきます。
- 対応可能な治療法の種類で選ぶ
- トータルでかかる費用・ランニングコストで選ぶ
- 通いやすさ・診察形態で選ぶ
- 医師とのコミュニケーションの相性で選ぶ
これらのポイントをおさえて、自分に合った病院・クリニックを選ぶようにしましょう!
対応可能な治療法の種類で選ぶ
M字はげの治療法には、内服薬、外用薬、注入治療、植毛などがあります。
病院・クリニックによっては、すべての治療法に対応していない場合もあるため、事前に調べなければなりません。
一般的に内服薬や外用薬は、どのクリニックでも処方してもらえます。
ですが注入治療と植毛に関しては、対応していないクリニックも結構あるんです。
場合によっては、複数の治療法を併用することで、より効果的な治療ができることもあります。
そのため、できるだけ多くの治療法がある病院・クリニックを選ぶのも1つの手段です。
最終的に専門医のアドバイスを受けつつ、患者の症状や状態、予算などによって治療法が決定することになります。
トータルでかかる費用・ランニングコストで選ぶ
M字はげの治療においてトータルでかかる費用は、治療法や病院・クリニックによって異なることを覚えておきましょう。
一般的にかかる費用については、以下を参考にしてみてください。
■内服薬治療:
内服薬での治療が始まると、フィナステリドやデュタステリドが処方されるため薬代がかかります。
1か月分で1~3万円程度かかり、最低半年以上で長期的に使用することを考えると、継続的な出費となるでしょう。
■外用薬治療:
外用薬の治療では、ミノキシジルを処方されるのが一般的です。
薬代は1か月分で数千円程度ですが、内服薬治療同様に継続的な出費が必要になります。
外用薬を選択すると、M字はげの治療の中では比較的コストがかからないうちに入るでしょう。
■注入治療:
メソセラピーなどの注入治療を受ける場合、治療費用が高くなります。
1回あたり2~5万円程度かかるのが一般的で、複数回の施術が必要なケースもあるでしょう。
■植毛治療:
自毛植毛や人工毛植毛などの植毛治療を受ける場合、治療費用が最も高くなり、数十万円から数百万円程度かかります。
また、治療後のランニングコストとして、内服薬や外用薬の継続使用や注入治療の定期的な施術が必要になるケースも。
これらを含めると、かなり高額で長期的な費用がかかることになります。
通いやすさ・診察形態で選ぶ
M字はげ治療ができる病院・クリニックを選ぶ際に重要なポイントとして、通いやすさや診察形態が挙げられます。
通いやすさは、自宅や職場からのアクセスや診療時間・予約システム、駐車場の有無などが重要です。
とくに治療期間が長期にわたる場合は、通院の負担を軽減するためにも通いやすい場所を選ぶと良いでしょう
診察形態については、オンライン診療やメール相談など、リモートでの診療を行っているクリニックもあります。
また、診察時のプライバシーやカウンセリングの充実度も重要なポイントです。
自分に合った治療法を選択するためにも、しっかりと相談できるクリニックを選ぶようにしてください。
医師とのコミュニケーションの相性で選ぶ
M字はげの治療ができる病院・クリニックを選ぶ際に、医師とのコミュニケーションの取りやすさも重要ですよね。
治療期間が長期にわたる場合や、治療に関する疑問や不安がある場合には、医師との信頼関係が大切になります。
M字はげの治療には時間と労力、費用がかかるわけですから、信頼できる医師でないと任せられません。
そのため、自分と相性のいい医師を探しつつ病院・クリニックを選ぶことが大切です。
また、自分に合った治療法を提案してくれる医師を探すことも重要なため、口コミサイトなどを参考にしてみるのもいいでしょう。
インターネットで医師の経歴や専門性、治療方針などを確認し、最適な医師を選ぶようにしましょう。
M字はげを治療したい人におすすめの病院・クリニック10選
ここからは、実際にM字はげを治療したい人におすすめの病院・クリニックを以下のとおりご紹介していきます。
- AGAオンクリ
- クリックフォア
- AGAヘアクリニック
- AGAスキンクリニック
- 湘南美容クリニック
- ゴリラクリニック
- Dクリニック
- 銀座総合美容クリニック
- AGAメディカルケアクリニック
- DMMオンラインクリニック
どこに行こうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
AGAオンクリ
AGAオンクリは通院が一切不要で、すべてオンラインで完結できる手軽さが魅力のクリニックです。
以下にAGAオンクリの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | 24時間対応可能 |
発毛プラン料金 | 月々9,000円~ |
予防プラン料金 | 月々4,000円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://www.aga-online.clinic/ |
初月無料で始められたり、治療に納得できなければ全額返金制度もあったりするので、気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
クリニックフォア
クリニックフォアはオンラインで受診可能で、初診から薬を処方してもらえるところが特長です。
また薬は最短翌日に届き、1日55円(税込)から気軽に始められるところも魅力の1つ。
以下にクリニックフォアの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | 初月からオンラインで薬の処方が可能 |
発毛プラン料金 | 月々9,163円~ |
予防プラン料金 | 月々3,412円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://www.clinicfor.life/telemedicine/aga/ |
万が一薬が合わない場合は、全額返金制度を利用できるので、安心して始めてみてください。
なお、下記の記事では『クリニックフォアの口コミ』について詳しくご紹介しています。
実際に利用したことがある人の評判を知りたい方は、ぜひ今回の内容と合わせて参考にしてみてください!
→クリニックフォアのAGA治療は怪しい?リアルな口コミや評判を紹介
AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックでは、初回のカウンセリングが60分と長めになっています。
これは、患者の希望に沿った治療を納得したうえで進めていくために設けられた時間であり、クリニックのこだわりでもあるんです。
以下にAGAヘアクリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | 医師による徹底した体調管理がある |
発毛プラン料金 | 月々10,800円~ |
予防プラン料金 | 月々3,600円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://agahairclinic.or.jp/ |
診察やカウンセリングは無料なため、髪の悩みがある人は気軽に相談してみてください。
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは内服薬・外服薬・注入・植毛すべて対応可能なクリニックです。
また完全予約制で個室でのカウンセリング・治療を行うことから、プライバシーに配慮したクリニックなんですね。
以下にAGAスキンクリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | プライバシーに配慮した体制 |
発毛プラン料金 | 月々15,400円~ |
予防プラン料金 | 月々6,200円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬・注入・植毛 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://www.agaskin.net/ |
薬の服用に抵抗があり、他の治療法を考えている人は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
湘南美容クリニック
湘南美容クリニックは、AGAだけでなく美容に関する悩み全般に応えてくれるクリニックです。
以下に湘南美容クリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | 豊富な実績から適切な治療を提案 |
発毛プラン料金 | 月々13,030円~ |
予防プラン料金 | 月々3,000円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬・注入・植毛 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://www.s-b-c.net/ |
湘南美容クリニックは開院20年以上で豊富な実績と治療内容、AGA治療に特化した医師が在籍しています。
無料のメール相談もあるため、まずは問い合わせてみるのもいいでしょう。
ゴリラクリニック
ゴリラクリニックは内服薬・外服薬・注入・頭皮ケアすべてにおいて、トライアル料金を設けています。
なのでお試しで治療を受けられるところが魅力なんです。
以下にゴリラクリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | トライアル料金で始められる |
発毛プラン料金 | 月々27,500円~ |
予防プラン料金 | 月々6,600円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬・注入・頭皮ケア |
オンライン診療の有無 | 無 |
公式サイト | https://gorilla.clinic/operation/aga/ |
ゴリラクリニックは、コース料金以外に追加料金を取られることはありません。
また治療以外にも頭皮ケアも行えるため、頭皮環境も整えられるところが特長でもあります。
Dクリニック
Dクリニックは大学病院と医療連携し、オリジナルの薬を院内で調剤処方している珍しいクリニックです。
以下にDクリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | 食事・生活習慣の指導あり |
発毛プラン料金 | 月々16,500円~ |
予防プラン料金 | 月々12,100円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬 |
オンライン診療の有無 | 無 |
公式サイト | https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/ |
過去の豊富な実績から似たような症状をもとに診察してくれるため、無駄がなく効率的です。
複数の医師が連携してサポートしてくれるところも魅力だといえるでしょう。
銀座総合美容クリニック
銀座総合美容クリニックは、患者の負担を考慮し安心して通える治療費設定にしています。
なので、あらかじめ提示された料金以外に追加で支払うことはありません。
以下に銀座総合美容クリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | 患者目線での満足度の高い対応 |
発毛プラン料金 | 月々9,700円~ |
予防プラン料金 | 月々2,000円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬・注入 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://www.gincli.jp/ |
オンラインでのカウンセリングも可能なため、気軽に問い合わせてみてもいいのではないでしょうか。
AGAメディカルケアクリニック
AGAメディカルケアクリニックでは、担当医が決まっているため随時LINEでも相談できるところが特長です。
以下にAGAメディカルケアクリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | LINEでの相談が可能 |
発毛プラン料金 | 月々27,500円~ |
予防プラン料金 | 月々3,630円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬・注入 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://agacare.clinic/ |
クリニックには毛髪診断士の資格を持つスタッフが常駐しているため、サポートを受けながら安心して治療を受けられるんです。
DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、スマホで気軽に診察を受けられるところが魅力です。
初診からカウンセリングまで、すべてオンラインで完結。
以下にDMMオンラインクリニックの基本情報をご紹介します。
クリニックの特長 | オンラインで気軽に相談可能 |
発毛プラン料金 | 月々7,649円~ |
予防プラン料金 | 月々3,454円~ |
治療方法 | 内服薬・外服薬 |
オンライン診療の有無 | 有 |
公式サイト | https://clinic.dmm.com/menu/aga-male/ |
なかなか通院できない人は、薬を3か月分または6か月分まとめて配送してもらうことも可能です。
料金も少しお得になるので、ぜひ利用してみてください。
M字ハゲ・AGA治療に関してよくある質問!
M字はげ・AGA治療に関してさまざまな疑問を持つ人も多いでしょう。
そこでここからは、M字はげ・AGA治療に関するよくある質問に回答していきます。
- 市販の育毛剤や増毛剤でM字はげは治せるのか?
- 育毛・頭皮ケアシャンプーはM字はげに効果があるのか?
- AGA治療は女性でも受けることができるのか?
- 高校生や未成年も治療を受けることはできるのか?
- 生まれつきでも治療は効果があるのか?
- AGA治療にはどれぐらいの期間がかかるのか?
- AGA治療で効果が出ないときはどうすればよいのか?
M字はげ・AGA治療に対して不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください!
市販の育毛剤や増毛剤ではM字ハゲは治らないのか?
市販の育毛剤や増毛剤でM字はげを完全に治すことはできませんが、進行を遅らせたり改善したりできる場合があります。
発毛を促すとされるミノキシジルが含まれているものを選ぶといいでしょう。
頭皮の血行を促進したり毛母細胞の働きを活性化させたりすることで、薄毛や抜け毛が改善することがあります。
一方、増毛剤は頭皮に植毛するわけではなく、あくまでも自分の髪の毛を増やす効果を持つものです。
ただし、市販のものは病院で処方される薬と違い成分が弱いものが多いことから、必ずしも効果が現れるわけではありません。
個人の判断ではM字はげの原因の特定も難しいので、市販の育毛剤や増毛剤を使っても意味がないこともあります。
なので、M字はげが進んでいる状態であれば、まずは専門医に相談してみてください。
育毛・頭皮ケアシャンプーはM字はげに効果があるのか?
市販の育毛・頭皮ケアシャンプーによる効果があるかどうかは、M字はげの症状や原因によって異なるため一概には言えません。
一般的に育毛・頭皮ケアシャンプーは、頭皮を清潔に保つことで健康な環境を作り、毛髪の成長を促す目的で作られています。
頭皮環境を整えるという意味では、M字はげにも有効です。
また、頭皮の血行を良くする成分が含まれているものもあり、これにより毛根に栄養を届けられます。
しかし、M字はげの原因は男性ホルモンの影響によるものが多く、育毛・頭皮ケアシャンプーで改善につながるとは限りません。
そのため、まずは専門医の診察を受けることをおすすめします。
AGA治療は女性でも受けられるのか?
女性でもAGA治療を受けられます。
AGAは男性型脱毛症とも呼ばれますが、女性も同様の症状に陥ることがあることから、男女関係なく治療可能なんです。
女性の場合、男性と比較して薄毛の進行がゆっくりだと言われています。
そのため治療によって改善が確認できるまでの期間も長くなりますが、治療法や薬剤は男性と同様です。
ただし女性の場合、妊娠中や授乳中は治療を行えない場合があるため、専門医の指示のもと進めてください。
高校生や未成年も治療を受けられるのか?
高校生や未成年でもM字はげの治療を受けられますが、医師の判断により治療法や投薬量が異なる場合があります。
また、未成年者の場合は親権者の同意が必要となることも。
治療を受ける場合は必ず親権者や保護者と相談し、医師の指導のもとで行うようにしましょう。
ちなみに、フィナステリドなどの内服薬は、未成年者には処方されないことがあります。
その際は、年齢に適した薬を処方されるので、医師と相談のうえ治療法を決めていきましょう。
また、自分の髪の毛を移植する自毛植毛であれば、高校生や未成年でも手術は可能です。
いずれにせよ親権者や保護者の同意があれば治療を受けられるので、安心してください。
生まれつきでも治療は効果があるのか?
生まれつきM字はげの場合、男性型脱毛症の一種で遺伝的な要因が関係している可能性が高いとされています。
この症状に対していくつかの治療法がありますが、効果が現れるまでの時間に個人差があることを覚えておきましょう。
一般的に薬物療法や自毛植毛、スカルプマッサージなどが治療法の一例です。
薬物療法では、ミノキシジルやフィナステリドといった成分が含まれる医薬品が使われます。
自毛植毛は、自分の頭皮から健康的な毛根を取り出し、薄くなっている部分に移植する手術です。
この手術は比較的高額であり手術後のアフターケアも必要ですが、長期的には効果が期待できる方法だといえます。
またスカルプマッサージは、頭皮の血流を改善し髪の成長を助ける役割があり、リスクがないためおすすめです。
以上のような治療法は、生まれつきのM字はげに対しても一定の効果が期待できます。
AGA治療にはどれぐらいの期間がかかるのか?
AGA治療をして効果が出るまでには個人差があり、治療にかかる期間も人それぞれです。
また治療法によって効果の現れ方や期間も異なるため、一概にどれくらいかかるとは言えません。
一般的には3か月から6か月程度の期間で軽微な効果が現れ、1年以上の期間をかけて徐々に効果が見えてくることが多いようです。
ただし、治療法や進行具合、個人の体質や環境などによっても効果が全然違います。
そのため、あくまでも目安として考えてください。
AGA治療で効果が出ないときはどうすればよいのか?
AGA治療で効果が出ない場合は、以下を考えてみましょう。
■治療法の見直し:
現在行っている治療法に対して効果が見られない場合は、別の治療法への切り替えが必要かもしれません。
たとえば内服薬だけでなく外用薬を併用したり、植毛などの治療法を追加したりすることを検討してみましょう。
■治療方針の変更:
AGA治療は進行を遅らせることが主な目的ですが、完全に治療することは難しい場合があります。
治療方針を「進行を遅らせること」から「ベストな状態を維持すること」に変更するのを視野に入れてみてください。
■継続的な治療:
AGA治療は治療を続けることで効果が期待できるため、継続するのが重要です。
中途半端に治療を中断すると効果が消えてしまうことがあるため、医師の指示に従い継続するようにしましょう。
■健康状態の確認:
AGA治療で効果が出ない場合、健康状態の確認も必要です。
ストレスや睡眠不足、栄養不足などが原因で、薄毛が進行している可能性があるため、一度生活習慣を見直してみましょう。
■他の疾患の確認:
AGA以外の疾患が原因で薄毛が進行している場合があります。
そのため、まずは専門医による正確な診断が必要です。
万が一AGA以外の疾患が原因で薄毛が進行している場合は、適切な治療を受けるようにしてください。
まとめ
今回は、『M字はげの対策や改善方法』についてお話してきました。
結論から言うと、M字はげの疑いがある場合は早めに専門医に相談することをおすすめします。
というのも、早ければ早いほど正常の発毛サイクルに戻りやすくなり、治療にかかる費用も抑えられる可能性があるからです。
自己判断で市販の育毛剤などを使用してもあまり変化がない場合が多く、余計な出費がかかるだけになります。
専門医に相談してみてから治療をするかどうかを決めていいので、まずは受診してみましょう。
なお、生活習慣や頭皮環境の改善など、自分でもできる対策については積極的に取り入れることをおすすめします。
今回お伝えしたおすすめのクリニック10選を参考に、ぜひ自分に合ったクリニックを見つけてみてください!